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晩秋 谷川岳 トマノ耳 その2 [谷川岳]

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西黒尾根終着点


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「青春の墓標」としての谷川岳は一ノ倉沢をはじめとする大岩壁群が代表になりますが、このような美しい稜線歩きも持っています。

土合から西黒尾根を登って谷川連峰主稜線を平標山まで1日で歩いてしまう健脚な人ももちろんいますが、ふつうは途中の避難小屋に一泊して2日かけて縦走するところです。こんなきれいなところは景色を焼き付けながら、風を感じながら、咲く花を愛でながら、朝夕の太陽にじんわり涙しながら、しっかりと歩きたい。




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人っ子一人いないのでしばらく写真を撮ったり朝御飯を食べたり、遠くを眺めたりしていた。





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とてもエッジが美しく、この稜線を歩きたくなるのは誰もが同じ。でも思った以上にアップダウンが連続します。かつて谷川岳の登山としての黎明期の頃はこの主稜線を歩いたはいいが、疲労して動けなくなり遭難ということも結構あったようです。この稜線に入ってしまってから天候が荒れ出した場合は途中でエスケープルートを取るとしても大変なところですからね。




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中ゴー尾根分岐



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オジカ沢の頭へ


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あ、グライダー。
(クリックで拡大します)





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オジカ沢の頭の登りから振り返ると谷川岳。
新潟側から見る谷川岳は穏やかな印象。反対の群馬側は絶壁ですからだいぶ違います。

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この「マツダランプ」とは今の東芝で、1950年11月4日にこの主稜線を肩ノ小屋より1日縦走していたマツダランプ3名、三井鉱山3名の別行動の2パーティが(あと1パーティあってその日は3パーティが1日縦走していたそうですが)、いろいろな要因、悪条件が重なってほぼ同時に2パーティーが遭難。
谷川連峰特有の天候の突然の変化、最終的に仙ノ倉山と平標山の鞍部において疲労、ガス、風、雨、低体温症で動けなくなり5人が相次ぎ凍死してしまったそうです。そのあとも遭難が続いたことからこの道標が設置されたとのことです。50年以上前の記憶が現実に残っている谷川岳です。






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sara-papa

谷川岳を独り占めですね!
いつまでもそこに留まっていたかったことでしょう。
ゆっくり景色を眺め、風を感じながら動植物に触れ合う。
山行の醍醐味です。^^
グライダーとありますが、エンジン音が聞こえませんでしたか?
以前、私も乗ったことのあるモーターグライダーかなって思いました。
飛んでみたい♪
by sara-papa (2008-10-22 21:23) 

こぎん

森林限界以下をちょろちょろしている私は、いつもこの上にはもっと眺めのいい世界が広がっているんだろ~なって・・・見上げるばかりなんですが・・・
ここはUFOの基地でもあったのね・・・(´艸`)
銀色の気になる~。飛ぶ?? 夏は目玉焼きもできる??
悲しいエピソードの残るホウロウの看板も懐かしい、
中ゴーのは鉄ですね。しかし・・・ゴーってなんでカタカナ??
一の倉あたりをちょろちょろした時も慰霊碑や墓標・・・積み石も多かったです。
何人の命を飲み込んだ谷川岳か・・・

ラクダもだけど・・・きれいな空もみっけだよ~(*^^)v
by こぎん (2008-10-23 06:58) 

sobana

こんにちは^^
山頂で一人、最高のときを過ごされたようですね♪
私も銀色の丸いもの気になります・・・。
稜線の美しさは、登って見ないと分らないのでしょうね〜
真っ青な空がとても綺麗です!
グライダー気持ち良さそうですね☆彡

by sobana (2008-10-23 16:32) 

カズ

☆sara-papaさん
エンジンはどうだったんですかね~、覚えていないのですが(笑)。
でも飛行機の音が聞こえたから上を見たってことなんですよね。だから仰るとおりモーターグライダーでしょうね~。papaさん乗ったことあるんですね!
谷川岳の上は気流が変化激しいことで有名なのでやっぱりここはエンジン付だったというのが正しそうです。

☆こぎんさん
公式にわかっているだけで800名くらいがこの山で遭難死しているそうですからね。もちろんこんなに悲劇が多い山は世界にも無く、死者数世界一だそうです。
銀盤は一番下に写真を載せておきました。これは山頂が混雑していると気がつかない人も多いのではないかなー。
中ゴー尾根、山は不思議な名前がついてますからね~。
トマノ耳は「手前の耳」、オキノ耳は「奥の耳」が訛ったものだそうです。

☆sobanaさん
週末にお天気がよくて人がいないというのは滅多に無いことなので早起きはするものだなと思いましたね~。寝ていませんけど(笑)。
ここの稜線は長い時間をかけて氷で削られてこういう姿になったのだと思いますが素晴らしいです。春夏秋冬それぞれで違う表情を見せてくれますね。残雪の残っていて新緑の映える初夏がやっぱり一番きれいかな~と個人的には思っています。
ここでグライダーというのははじめてみました。気流が激しい山ですから大丈夫なのかな?と思ったのですが。

by カズ (2008-10-23 19:47) 

よしころん

カズさん、はじめまして。
1ヵ月ほど前からカズさんのブログを偶然発見し、ネットを開く度拝見しています。40代半ばのカップルですが、今年の7月、念願だっ谷川岳に始めて登って以来、パートナーと休みの重なる、天気の良い週末には山に登らずにはいられない状態に陥っています。
やはり群馬方面が大好きで、カズさんも訪れている赤城山、至仏山、白根山、茶臼岳等、無理のないよう少しづつ挑戦している最中です。先週は土曜に上州武尊、剣ヶ峰に挑戦し、日曜は谷川岳ロープウェイ口から幽ノ沢までトレッキングしてきました。西黒尾根登山口を眺めながら、来年はここから登ってみたいねと話をしていた時、ロープウェイ駐車場に向かってとろとろ歩く私たちをスタスタと追い越していったお兄さんがいました。11時半前後だったと思います。半袖Tシャツで長ズボンをひざまでまくり、山から下ってきましたという感じで、「この時間にもう降りてきたんだね、早くから登ったんだね~」なんて話しつつ帰宅したのですが、カズさんブログ見てびっくり!谷川岳登ってたんだ!私たちの中ではあれはきっとカズさん!!だったらいいな!と思っている次第です。
自分のブログは準備中です。カズさんのようなブログが出来ればなぁ…これからも素敵な写真楽しみにしています。土曜は赤城山に行きたいなと思っています。天気回復しますように!!
by よしころん (2008-10-23 21:08) 

きのこ

谷川岳を独り占めなんていいですね〜〜!!
ブログを読んでいると、カズさんが谷川岳に恋してる様子が良く分かります♪
初めて下から登るとしたら、巌剛新道からガレ沢のコルで西黒尾根に合流するルートですか?来シーズン、挑戦できたらいいなと思います。
カズさんの写真でまた谷川の山頂に立ってる気分ですね〜。先日、一緒に登った友人に会った時も「凄かったねー」「綺麗だったねー」と感動覚めやらず、と言った感じでした。笑

あ、スタッドレスのCMやってる。今シーズン初めて見ました。冬〜。
by きのこ (2008-10-23 23:41) 

カズ

☆よしころんさん
はじめまして!
いやぁ、嬉しいですね~♪ブログをしていて一番嬉しいのが同じ興味や楽しみを共有できることですよね。私、お昼前に西黒を下りて来たのですが、スミマセン記憶がすっぱり抜けております。下りて来たらずいぶん気温が上がっていたので暑いなあと思って歩いていたのは憶えているのですが。。。どの温泉に入りに行こうか、何のお酒を買って帰ろうかとかそんなことばっかり考えておりまして(笑)。

いろいろ登られているのですね~。山に登らないといられない状態、すごーくよくわかります(笑)。週末の天気予報に異様に敏感になったり、今まで全然気にならなかった野草や花に目が行くようになるなど、登山者特有の症状が出てきたと思われます[__わーい]

山は飽きないの?とよく言われますが全然飽きないんです。
頭と体をフル活用するのはもちろんのこと、意思も判断力も決断力も気候も季節も、時には運も、とにかく自分が背負っているものをすべて使うのが山だからじゃないかなぁと思っています。同じ山でも毎回違いますからねー。
それとやり遂げた後の充実感というか爽快感、これは山をやっている人じゃないとわかりませんよね。たぶん私は帰りの車の中でニヤニヤしていると思います(笑)。
家に帰ってきて好きな音楽を聴きながらお酒を飲みながらデジカメの写真を整理する時間もまた凄く楽しいですし、時には山で汲んだ水で焼酎を割ったりコーヒーを作ったり、翌朝に残る疲労感もまた心地よいですね~。
一方途中で撤退した時に心に残る苦い思い、これも大事かなと思いますね~。結構これが傷として残ったりして。人生そんなうまく行かないぞと。山で感動を味わうとなかなか抜けられないのではないかなぁと思います。
ただ、エスカレートはしないようにしています。例えば無理な雪山に行かないとか、自分を絶対に過信しないとか。

私は近場でちょろちょろしている週末日帰り山登りですが、無理なことをしなければ一生続けられるとてもいい趣味なのではないかなぁと思っています。
まとまりがない文になってしまいましたがまたよろしくお願いいたします!ブログ楽しみにしております[__るんるん]

by カズ (2008-10-24 06:24) 

カズ

☆きのこさん
今回のように夜明け前に登るとしたら私は巌剛は使わないと思います。それはきついからではなくて、巌剛新道は尾根ではなく沢と言っていいので、結構滑りやすいんですよ。とくに雨が降った後とかは水が流れてますし泥がつるつる、神経を使います。滑落するとマチガ沢だったりするのでむしろ注意だと思います。日中でも景色がいいところなどで注意力が散漫になっちゃったりしたら危ないですからね。

西黒尾根は前半が樹林帯の直登なので展望が利かずあまり楽しくは無いのですが、私はマチガ沢まで車道を歩くのが面倒くさいなと思ってしまうのでいつも登山口の近い西黒尾根になってしまいます。樹林を抜ければ大展望ですからどっちにしても楽しいですよ。時間的には西黒尾根のほうが少しかかるようですが、足を上げれば高度が上がるという単純なところはおすすめかも。

前も言いましたが西黒尾根も巌剛新道も、まずは登ってどういう感じかを確認してからにしてくださいね。最初から「下り」はお勧めしません。登ってみてからですね。またお友達を引っ張っていくといいかと(笑)
あ~、スタッドレス。。もう冬なんですねぇ。
by カズ (2008-10-24 06:56) 

ぐりこママ

う~ん、やっぱりここは別世界ですね^^
同じ山でもここはちょっと違う。。。
なんとも美しい稜線。
もしここを歩けたら、どんなこと思いながら歩くのかなぁ~。
自分の小ささを思いしるのかな?
ちょっと想いを馳せてみました^^
by ぐりこママ (2008-10-24 12:37) 

カズ

☆ぐりこママさん
ここは晴れていれば本当にきれいですよ~。
ロープウェーなら2時間ちょっとでこの景色のど真ん中まで行けちゃいますからね。メインルートを外れなければ危険なことはないですよ。かなりの高齢と思われる方も普通に来ていますから、日光白根に行けた人なら全然大丈夫です[__チョキ]
一度は登っておくべきでしょうね!
by カズ (2008-10-24 19:17) 

よしころん

丁寧なお返事ありがとうございました。
私たちもこんなに山に魅せられてしまうとは思ってもみませんでした。初めて谷川岳に登った際、今回のカズさんのブログにもアップされている、あの万太郎山に続く稜線に討ち落とされてしまった感じです。来年はあの稜線を歩くのを今から楽しみにしています。
明日は赤城山に行ってきます。お天気回復しそうですが、足元はかなり悪そうなので、すべらないよう気を付けて歩きます。カズさんもよい週末をお過ごし下さいね。
by よしころん (2008-10-24 21:36) 

カズ

☆よしころんさん
谷川岳もそうですが谷川連峰の一番西にある平標山は雪解けが始まると高山植物が一気に咲き始めます。平標は谷川岳近辺の山でも最も花が多い山の一つではないかなあと思います。6月、7月はお花を求める山旅ができますから楽しいですよね♪
赤城山の黒檜山の頂上から数分北側に行って頂くと展望がとてもいいところがあります。見える日は本当に遠くまで見ることができます。
黒檜山は直登のなかなか骨のある斜面が続きますからお天気がよくなることを祈っております~。ぜひお気をつけて楽しんできてくださいね!
by カズ (2008-10-24 21:56) 

えらん

青空にぽかんと浮かぶお月様がいい感じですね~。
私の中では谷川岳というのはずっとおっかない山、と刻み込まれているのですが
写真を拝見していると魅力的なところばかりですね!キツそうだけど(笑)
ケツメ4、私も持ってますよ~。いい歌ばかり入っていますよね。
最近歌聴いてません。いつも下りでへばるから、今度ケツメ聞きながら下って
みようかな?頑張れそうな気がします。
ただ、ちょうど母の闘病のころにこれを聴きながら毎週田舎に帰っていたのですよ。
思い出しちゃってさくらだけは涙なしでは聞けないかも。
でもあとはたぶん大丈夫です(^^)v
by えらん (2008-10-24 22:41) 

きのこ

はい、以前も教えて頂きましたので、登りに挑戦する時も、下山はロープウェイを使うつもりです。
登るのは来シーズンになるのか、何年後になるのかは分かりませんが、いつかは絶対行くぞー!と思っています♪
そうすると体力があれば、西黒尾根でしょうか。色々ゆっくり色々調べてみます。いつもありがとうございます!
by きのこ (2008-10-25 00:23) 

カズ

☆えらんさん
谷川岳がおっかないのは岩壁なので他はふつうの山ですよ。老若男女いろいろな人に愛されている、近くにある名山だと思います。
えらんさんがケツメイシ、これは本当に意外でした!
そうでしたか、お母さまが闘病されていた頃のアルバムでしたか。そうなんですよね、歌を聴くとその時代に一瞬にして戻ったりすることがあるし、忘れられない事があったりすると気持ちまで。。都心から田舎までの距離、電車の移動時間、車窓の景色の変化、私も何度も往復した東武ですが、…えらんさんはお母さまのご病気、つらいなあ。

☆きのこさん
西黒は天神と比べると人が圧倒的に少ないので、急がされることも無く、また渋滞も無く、自分のペースでいけると思います。別に時間通り行く必要もないので疲れたら休み休みいけば気がつけば着いちゃうものですよ♪
樹林帯さえ抜けちゃえばこっちのもので、悠々とした気持ちで登って行けると思いますよ。もちろんお天気がよければですが!
by カズ (2008-10-25 21:51) 

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